ストレスでエストロゲンの分泌が低下した状況の女性が求めているのは、夫に自分の話を聴いてもらうことではなく、「抱きしめられること」

竹下雅敏氏からの情報です。
 先の記事で夫婦関係にあって、「男性」の救済は簡単であることが分かりました。後は、地球上の多くの「女性」の改宗にかかっているといえるでしょう。
 では、「女性」の救済はどうでしょうか。冒頭の動画をご覧ください。「夫の言い分」からは、このアニメで描かれているような「女性」は、可愛くないのです。しかし、仕事から帰っても家事・育児に追われ、果ては夫の世話までさせられる。これでは体がもたない。この上、“可愛くない”と言われてもどうすることも出来ない。
 「女らしさ」に関わる女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌低下は、“ストレスが一番大きな原因として挙げられる”ということです。「疲れ」から、最大のストレスの原因が夫との「性交渉」になってしまえば、夫婦関係は冷え込み、破綻の方向へと向かいます。この状態が長く続くと、「離婚」が視野に入ってくるようになります。
 エストロゲンは発情ホルモンなのです。ストレスで、エストロゲンの分泌が低下したのでは、夫の要求に体が反応しなくなります。そして、そうした態度ばかりが目立つようになると、今度は夫の方がキレるようになるのです。
 この悪循環を断ち切り、「女性」を救済する方法は有るのでしょうか。再掲したツイートをご覧ください。例によって、「男性」の救済は簡単です。一方、「女性」の救済は、このマンガに描かれているように面倒で、“何時間か過ぎて運が良ければ落ちつくでしょう”というようなものなのでしょうか。
 実は「女性」の救済も、「男性」と同じくらい簡単なのです。冒頭の動画のような状況の「女性」が求めているのは、夫に自分の話を聴いてもらうことではなく、「抱きしめられること」なのです。
 昨日の記事の中に、“私は女性にとっての非性的な触れ合いの重要性を理解するようになった。…非性的な触れ合いや愛情表現は、性的な触れ合いよりもはるかに多くのオキシトシンを分泌する”と言う一節があったのを憶えているでしょうか。ただ、「抱きしめるだけでいい」のです。
 「ハグ(抱擁)に関しては、“非性的な触れ合いの重要性”を理解している日本人男性は、ほとんど居ない」とコメントしました。「とりあえず揉んで元気をだして」という妻は、「女神」に近い存在として高く評価されていました。ならば、「非性的な触れ合いや愛情表現」の重要性を理解し実践する夫が、「二日目のイヌ」から「サル」への進化を果たすのは確実ではないでしょうか。
 「新しい生活様式」を具体的にイメージいただけたのではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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サイボウズワークスタイルドラマ  「夫の言い分」 イラストアニメバージョン
配信元)
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配信元)


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エストロゲン
エストロゲンは、エストロン、エストラジオール、エストリオールの3種類からなり、ステロイドホルモンの一種。一般にエストロジェン、卵胞ホルモン、または女性ホルモンとも呼ばれる。 
 
エストロゲン(米: Estrogen)の語源は、ギリシャ語の“estrus(発情)”と、接尾語の“-gen(生じる)”から成り立っており、エストロゲンの分泌がピークになると発情すると言われたことに由来する。

生成
卵巣顆粒膜細胞、外卵胞膜細胞、胎盤副腎皮質精巣で作られる。2歳から思春期を迎えるまでの分泌量は女性で0.6pg/ml、男性で0.08pg/mlと女性の方が高くこれが女性の思春期初来が男性より早い原因の一つとなっている。思春期に卵巣が発達し始めると共に分泌がプロゲステロンも増加し始め、第二次性徴を促進させる。更年期以降は分泌が減少する。
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女性ホルモンを増やす方法ってあるの?女性ホルモンのホントのところ
引用元)
(前略)
2つの女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」は、月経と連動し、 一定の周期でそれぞれの分泌量のバランスを変化させます。
(中略)
(中略)
2つの女性ホルモンの中で、特に“女性らしさ”に関連するのが「エストロゲン」。
女性が一生のうちに分泌する女性ホルモンの量は、ティースプーン1杯ほど。
そのわずかな量に、女性の美と健康が関与しているのです。そして結論として言ってしまえば、この女性ホルモンを増やすことはできません。
(以下略)
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知ってなるほどホルモンと月経のお話 エストロゲンという名称の由来は?
引用元)
(前略)
動物の分野ではエストロゲンのことを発情ホルモンと呼ぶこともあります。発情。日常ではあまり使わないことばですよね。辞書には「動物が交尾可能な生理的状態」と載っています。(中略)… 動物が「今だったらあなたを受け入れることができますよ。そして妊娠してあなたの子供を生むことができます。」といってオスを誘っていることを意味しています。
(中略)
事実、実験的に発情期でないメス動物や、卵巣を摘出してエストロゲンがほとんど分泌されないメス動物にエストロゲンを投与すると発情の状態が再現できます。また、精巣を摘出したオスの動物にエストロゲンを投与しても同じ現象の起こることが知られています。
(中略)
ほとんどの動物は発情の時期以外にはオスを受け入れません。ヒト(人間)ではどうでしょうか。ありがたいことに、ヒトではエストロゲンの血中濃度が高くても(中略)… 男性を受け入れたいという強い衝動も起きません。

逆に男性をうけ入れたい場合には、エストロゲンの血中濃度が低かろうと高かろうと月経周期のどの時期であってもその女性の意思で彼を受け入れることができます。
(以下略)

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