[Sputnik]ベネズエラでは、インフレ率が1640%になる見込み 〜将来の日本でアベノミクスの大失敗の結果として、同様の物価高が起こり得る〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 経済的徴兵制でネトウヨが戦場に行った後、日本が国家破綻するとどうなるかは、以下のベネズエラの惨状をご覧になるとよくわかると思います。
 ひょっとすると、年金はすでに50兆円以上が溶けてしまっているのかも知れません。このメチャメチャな売国政権に票を投じる国民、あるいは、無関心で選挙に行かない国民のおかげで、日本はものすごい勢いで破滅へと突っ走っています。
 ベネズエラでは、インフレ率が来年は1640%になる見込みだとのこと。およそ16倍の物価高になるわけです。16倍であれば、まだまだハイパーインフレとは言いません。しかし物価が16倍になるということは、例えば月収48万円で暮らしている人の場合、3万円で暮らさなければならないということなのです。暮らせるでしょうか?
 私が言いたいのは、ハイパーインフレでなくとも、このくらいの物価高は、将来の日本でアベノミクスの大失敗の結果として、起こり得るということなのです。食糧自給率があまりにも低いこの日本で、どうやって暮らして行けば良いのでしょう。ベネズエラのような混乱が起きたとして、果たしてこれが、3か月やそこらで収束すると本当に思いますか?
 私が最低3か月の食糧備蓄を呼びかけていること、出来れば1年分の食糧を何らかの形で備蓄しておいて欲しいと呼びかけている理由は、このベネズエラのような大惨事が日本でも起こり得るからなのです。
 出来ればロシアのダーチャのように、田舎に小さな小屋と土地を所有しておくのが良いと思います。真剣に生き残ることを考えてください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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IMF ベネズエラのインフレ率が約1600パーセントになると予測する
転載元)
ベネズエラのインフレ率は今年480パーセントとなり、2017年は1640パーセントとなる見込み。ウォール・ストリート・ジャーナルが、国際通貨基金(IMF)の資料を引用して伝えた。

主に石油収入が予算の基盤となっているベネズエラは、深刻な経済危機に陥っている。石油輸出国機構(OPEC)のデータによると、ベネズエラの2015年の財政赤字はGDP比24.4パーセント、2016年は25パーセントになる見込み。

フィナンシャル・タイムズは、ベネズエラの店舗では現在、主な商品の80パーセント以上が品切れだと伝えた。

一方でベネズエラ当局は、チャベス前大統領によって絶たれたIMFとの関係回復を試みようとしていない。

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飢えたベネズエラ人、コロンビアで溢れかえる
転載元)
数千のベネズエラ人が食料を求めコロンビアに押し寄せた。

7月10日、ベネズエラ政府がコロンビアとの国境検問所を開けたわずか14時間で、およそ3万5000人のベネズエラ人が越境した。コロンビアで彼らは十分に米、植物油、とうもろこし粉を手に入れた。これら食料は、ベネズエラでは非常な供給不足にあるか、法外な値段で売られているかなのだ。

80%以上の 主要品目がベネズエラの首都、カラカスのスーパーの商品棚にはない。ベネズエラの治安部隊にとって、主要品目がないことから起こる騒動に対処することはどんどん難しくなっている。栄養失調、略奪、栄養暴動の事件数の増加は、ベネズエラが食糧危機の時代に入ったことを物語っている。

ベネズエラ政府が食糧危機に対処できず、難民の奔流がコロンビア政府はコロンビアに溢れかえるならば、介入するとコロンビア政府はけん制している。

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ベネズエラ市民、食料を求めて抗議行動
転載元)
ベネズエラの首都カラカス市警は「食べ物が欲しい」というスローガンを挙げて抗議行動を行なった市民に催涙ガスを使用。

大統領府のある建物のまわりには食糧を求めて怒りの声を上げる市民、数百人が集まった。

現在入っている情報によれば、民衆の一団が店の前から食糧を積んだトラックを盗もうとした事件がきっかけで抗議行動が開始された。

デモに参加した女性は「店にもスーパーにも食べ物は全くない。空腹で疲労している。

ベネズエラの状況は商品不足、石油価格下落による国の歳入減、政治情勢の複雑化を背景に危機的様相を呈している。

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