千島学説を証明する情報…鶏卵の実験・胎盤での造血、アーユルヴェーダとの一致(動画:四廊大沼氏による予防医学セミナー)

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事千島学説を紹介しましたが、初めて聞く人は、血が骨髄ではなくて小腸で作られると聞いて、とても信じられないだろうと思います。しかし、千島喜久男博士「造血の仕組み」という動画の冒頭で、博士は、黄味の中には赤血球のヘモグロビンが無いのに、“ニワトリの卵に温度を与えて、75時間、約3日か4日か経ちますと、卵の黄身の表面の上方に赤い血が出て来ます、赤血球が。その赤血球は、少しも分裂、細胞分裂はしておらないのに、赤血球が出来て来る”と言っています。要するに、卵の黄身の膜の部分から赤血球が生まれているわけです。
 下の動画をご覧下さい。上の動画は1分5秒〜3分3秒のところで、人間の赤ちゃんは母親のお腹の中に居る時、胎盤で血液が作られ、それがへその緒を通って赤ちゃんに供給されることが説明されています。へその緒は、赤ちゃんの小腸と肝臓の間にある門脈という大きな血管に繋がっているそうです。
 下の動画は、冒頭の3分50秒までをご覧下さい。赤ちゃんの胎盤から受け取った血液は、門脈を経由して肝臓へと至ります。産まれた後は、食事を通して小腸で作られた血液が肝臓へ運ばれ、その後、肺で酸素と結合し、心臓から全身へと運ばれると説明しています。非常に納得出来るもので、動画の中でも、骨組織は最終段階で形成されるとしています。
アーユルヴェーダにおいても、体組織の形成順序は、1.ラサ(乳糜)2.ラクタ(血液組織)3.マーンサ(筋肉組織)4.メーダス(脂肪組織)5.アスティ(骨組織)6.マッジャー(骨髄組織)7.シュックラ(生殖組織)です。血液が骨髄から作られると考えるのは、相当無理があるように思えます。
 東洋医学では、このような事実から、血が汚れることが病気の原因であると考え、食事を特に重要視しています。最も血を汚すものは何かですが、ほとんどの東洋医学系のお医者さんは、西洋医学で処方される薬だと答えるでしょう。ほとんどの西洋医学の医者は、善意から患者を救うために薬を処方しているのですが、東洋医学の観点からは、免疫能力を低下させる毒を患者に与えているのです。
(竹下雅敏)
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骨髄造血説、腸管造血説、 第一造血は卵黄の膜 自然治癒 大沼四廊
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骨髄造血の過ちと腸管造血の解説  自然治癒 大沼四廊
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