[Sputnik]国連作業グループは、逃亡中のジュリアン・アサンジ氏の逮捕行為に対して“不法な拘束”と決定(記事3点) 〜 背後で変化が起こっている証拠

竹下雅敏氏からの情報です。
 国連作業部会が、現在逃亡中のジュリアン・アサンジ氏を逮捕しようとすることに対して“不法な拘束と認定した”とのこと。ようやく良識が通じたという感じです。背後で変化が起こっている証拠だと思います。
この問題は、単にアサンジ氏個人の問題ではありません。国連人権委員会は、“世界人権宣言と市民的および政治的権利に関する国際規約”を尊重したからです。これは将来的に、世界がNWO(新世界秩序)ではなく、各国の主権と人権が守られる新しい世界秩序へと、“改革された国連”を中心に変化して行くことを示唆しています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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国連作業グループのアサンジ問題決定は最終的なもの、英国、スウェーデンに異議権なし
転載元)
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国連人権委員会・恣意(しい)的拘禁に関する作業部会がアサンジ氏について出した決定は最終的なものであり、英国およびスウェーデンにはこれに異議を唱える権利はない。同部会のセトンジ・アジョヴィ副代表はリアノーボスチ通信からのインタビューにこう答えた。

アジョヴィ副代表氏は5日、公にされたアサンジ氏に関する決定について「最終的な見解」と強調。

作業部会は決定の及ぶ国に対して、それを強要するメカニズムは有していない。また部会の決定を遂行しないとして拒否する国に対して、制裁を発動するメカニズムもない。だが国連の作業部会の決定は法的義務を持つ。

アジョヴィ副代表氏は「我々の出した帰結は2つの基本的ツールに依拠したものだ。それは世界人権宣言と市民的および政治的権利に関する国際規約だ。作業部会の決定には法的な価値と力がある」と語っている。

5日、作業部会はアサンジ氏の自由剥奪の法的不当性を認める国連のレポートを発表した。
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アサンジ氏、国連の決定で英国、スウェーデンへの制裁発動は有りうる
転載元)
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ウィキリークス創始者のジュリアン・アサンジ氏は英国とスウェーデンについて、自分を拘束、逮捕したことは違法であるとする国連の作業グループの決定に同意を拒否したとして、罰せられる可能性があるとの見方を示した。

アサンジ氏はビデオ回線でのぞんだ記者会見で、両国に対する「制裁問題が立ち上がる可能性があるとおもう」と語っている。
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国連、アサンジ氏を擁護
転載元より抜粋)
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国連人権高等弁務官事務所はWikiLeaks創始者ジュリアン・アサンジ氏を擁護した。4日、BBC Newsが報じた。

同事務所の任意拘留問題作業グループは現在ロンドンのエクアドル大使館にかくまわれている逃亡中の豪州ジャーナリスト・アサンジ氏の請願を承認した。国連の役人らは、大使館を出ればアサンジ氏を逮捕するという英国の脅迫を、不法な拘束と認定した。

先にアサンジ氏は、作業グループが請願を否定すれば、英国政府に投降することに同意する、と述べていた。アサンジ氏によれば、反対に承認されれば、パスポートが返却され、逮捕の試みが停止される、との期待を示した。

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